寝転がって、弾いてみよう!by ブライアン・ルイス先生
2007年 03月 31日
「ジーガは踊りの音楽だから、足踏みしながら弾いてみよう!」
小さい音は、小さくなって…
大きい音は、大きくなって!…そう、その調子!!!
こちらもルイス先生恒例、でも日本人の先生ではあんまり見かけない、「先生の真似をして弾いてね」、別名「寝転がって『キラキラ星変奏曲』が弾けるかな?」コーナーにて。
ここでは、寝転がって両足を高く上げて、弾かなくちゃいけません。
(注・コーナー名は、私が勝手に名づけました)
こんな姿勢でも、先生はもちろん、鮮やかな音色で弾き続けます。
子供たちは、変な姿勢や表情で弾くのがおかしくて、笑いながらまねしているのですが、ふと気づくと「先生はすごい!」…という寸法、なのかもしれません。
さすが、スズキメソードのヴァイオリン教師を母親に持ち、弱冠5歳で母親とともに、松本で鈴木鎮一先生に教えを受け、その後ジュリアード音楽院でドロシー・ディレイ門下、今はジュリアードの先生もなさっているのかな…?という先生。
最後のQ&Aコーナーでも明らかにされましたが、やはり練習はちゃんとなさってた。
…って、当たり前ですね。
幼稚園の頃は、きょうだい3人だったこともあって、朝晩2回、各30分。
中学生の時には、朝5時起きで、7時半まで練習、それから朝食・登校だったそう。
でもまあ、本で読んだところによると、五嶋みどりに比べたら、ずーっと少ないんだよね。
うちに比べたら…続きは、書かないでおこうっと(笑)<誰も聞いていません。
レッスン後のお話では、「音楽は人の心に平和をもたらす。子供たちは未来をつくる。子供たちが音楽を通じて、平和な世界を作れるようになってほしい。美しい音楽を奏でられるようになるには、心が大事、耳が大事。耳を鍛えるには、お手本CDをよく聴くことが大事。弓を良く見て弾くことが大事」…とまあ、ふだん、わが子にくどくど言ってることを言ってくださったので、娘をちらと横目で見たところ、少しははっとする部分もあったようです。しめしめ…
息子は、と言えば…ぜんぜん、聴いちゃおらん(笑)…はーっ。
その彼が、明けて翌日。
さっそく、「寝転がって弾いてみよう!」に挑戦中。
本人曰く、「ちょっと、むずい」
ねえ君、いつもさぁ、曲そのものより、「演奏後、弓を右脇の下に収める仕草(まるで剣を収めるように、厳かな表情つき)」とか、こういう「変な格好で弾くこと」とかになると、いやにまじめに練習してない…?
by caroline-h
| 2007-03-31 02:19
| 音楽