日本和装 2回目覚書・着物で「あ~れ~!」…?
2006年 10月 04日
無料着付け教室の2回目。初めて実際に着付けます。
やっておこうおこうと思いながら、やっぱり前夜に縫い付けた半襟。
今日の持ち物は、長襦袢、着物、下着、足袋、紐数本に、伊達締め。
それから、1人で着付けるには便利な、現代的武器(なんじゃそりゃ)として、
ウエストベルト2本 & コーリンベルト1本。
今日は下着の上に、それぞれの体型に合った補正をし、長襦袢を着け、最後に着物を羽織って紐で止める、ここまで。
びしっと着付けるためのコツが、いくつか。忘れてないかしら。
・長襦袢の襟を決める。これが決まれば、着物は上からのせるだけ。
前は鎖骨のくぼみで合わせ、後ろはこぶしひとつ分抜く。
・裾線は、前は足袋ぎりぎり。後ろは5ミリから多くても1センチ。
草履を履くと、全体のバランスが変わるから要注意。
・裾を、後ろから見て締まった形にする。
最近は、左前を上げるよりも、右前を引っ張って、横の線を右足の親指の股に合わせることで、裾を絞る。
・襟の合わせは、前から見て正三角形に。
…などなど。などなど。ああたくさんあって、忘れそう。
細かい手順別のコツは、それこそもういたるところにあるんだけど。
で、最初に先生が説明しながら、誰かさんをモデルに着付けてくれる。
周囲は説明を聞きながら、とりあえず真似してみる。
とにかくテンポが速い!
で、たとえば、補正が済んだ段階で、一回元にもどして、自分でもう一度やってみる。
その繰り返し。
私は、結婚の時に持たされた「付け下げ」という、留袖・訪問着に次ぐ略礼装を持参。
最後の着物の着付けのとき、「これは柔らか物だからねぇ」と言われて初めて、「柔らか物を持ってきたのは私だけ」ということに気づく。
もう泣きそうに柔らかくて、なかなか合わせが決まらなかった。
おかげで先生が、何度も教えてくださった。
こういうとき、すっとできないと得ね。
何度も先生がお手本をやって見せてくださるから、細かいところまでよくわかる。
なまじすっとできてしまうと、少しぐらい違ってても、私だったら気づかないだろうなぁ。
最後にはあら不思議、みんな襟元がびしっと決まった(先生談)着物姿に。
ををををを~!
なんか、自分で着られる気がしてきたぞ~。
今日の先生のお話で、一番おかしかったこと。
「なんか男の人って、帯をくるくる引っ張って、『あ~れ~』っていうのに憧れるみたいなんだけど(笑)…今どきの着物の女の人を、実際にくるくる引っ張ったら、補正のタオルとか脱脂綿とかがいっぱい出てきて、全然色っぽくないのよね~(笑)」
「補正」というのは、ウエストやヒップのでこぼこをならして、体型をまっすぐの筒状に整えること。
着物は、筒状の体に巻きつけるように着せると、一番美しいから。
だからほとんどの人は、ウエストに薄手のタオル、お尻の出っ張りのうえにも詰め物をして、でこぼこをなくすわけ。
今日はやらなかったけど、これにプラス、胸元に脱脂綿というのもある。
…これっていったい、昔の人はどうやってたのかしらん?
昔の人はみ~んな、寸胴だったってわけ?
とにかく今では、そういう補正用品が体のあちこちに貼り付けてあるから、「くるくる」すると、全部、ぽとぽと落ちてくるわけです。
確かにこれじゃあ、色気ないよねぇ~。
時代劇でそうなったところを見てみたい。
さて、次回は再来週。
宿題は、補正がちゃんとできて、長襦袢の襟を決めること。
着物が綺麗にしわなく、裾すぼまりで裾線うつくしく着られること。
これは復習あるのみ、ですな~。
やっておこうおこうと思いながら、やっぱり前夜に縫い付けた半襟。
今日の持ち物は、長襦袢、着物、下着、足袋、紐数本に、伊達締め。
それから、1人で着付けるには便利な、現代的武器(なんじゃそりゃ)として、
ウエストベルト2本 & コーリンベルト1本。
今日は下着の上に、それぞれの体型に合った補正をし、長襦袢を着け、最後に着物を羽織って紐で止める、ここまで。
びしっと着付けるためのコツが、いくつか。忘れてないかしら。
・長襦袢の襟を決める。これが決まれば、着物は上からのせるだけ。
前は鎖骨のくぼみで合わせ、後ろはこぶしひとつ分抜く。
・裾線は、前は足袋ぎりぎり。後ろは5ミリから多くても1センチ。
草履を履くと、全体のバランスが変わるから要注意。
・裾を、後ろから見て締まった形にする。
最近は、左前を上げるよりも、右前を引っ張って、横の線を右足の親指の股に合わせることで、裾を絞る。
・襟の合わせは、前から見て正三角形に。
…などなど。などなど。ああたくさんあって、忘れそう。
細かい手順別のコツは、それこそもういたるところにあるんだけど。
で、最初に先生が説明しながら、誰かさんをモデルに着付けてくれる。
周囲は説明を聞きながら、とりあえず真似してみる。
とにかくテンポが速い!
で、たとえば、補正が済んだ段階で、一回元にもどして、自分でもう一度やってみる。
その繰り返し。
私は、結婚の時に持たされた「付け下げ」という、留袖・訪問着に次ぐ略礼装を持参。
最後の着物の着付けのとき、「これは柔らか物だからねぇ」と言われて初めて、「柔らか物を持ってきたのは私だけ」ということに気づく。
もう泣きそうに柔らかくて、なかなか合わせが決まらなかった。
おかげで先生が、何度も教えてくださった。
こういうとき、すっとできないと得ね。
何度も先生がお手本をやって見せてくださるから、細かいところまでよくわかる。
なまじすっとできてしまうと、少しぐらい違ってても、私だったら気づかないだろうなぁ。
最後にはあら不思議、みんな襟元がびしっと決まった(先生談)着物姿に。
ををををを~!
なんか、自分で着られる気がしてきたぞ~。
今日の先生のお話で、一番おかしかったこと。
「なんか男の人って、帯をくるくる引っ張って、『あ~れ~』っていうのに憧れるみたいなんだけど(笑)…今どきの着物の女の人を、実際にくるくる引っ張ったら、補正のタオルとか脱脂綿とかがいっぱい出てきて、全然色っぽくないのよね~(笑)」
「補正」というのは、ウエストやヒップのでこぼこをならして、体型をまっすぐの筒状に整えること。
着物は、筒状の体に巻きつけるように着せると、一番美しいから。
だからほとんどの人は、ウエストに薄手のタオル、お尻の出っ張りのうえにも詰め物をして、でこぼこをなくすわけ。
今日はやらなかったけど、これにプラス、胸元に脱脂綿というのもある。
…これっていったい、昔の人はどうやってたのかしらん?
昔の人はみ~んな、寸胴だったってわけ?
とにかく今では、そういう補正用品が体のあちこちに貼り付けてあるから、「くるくる」すると、全部、ぽとぽと落ちてくるわけです。
確かにこれじゃあ、色気ないよねぇ~。
時代劇でそうなったところを見てみたい。
さて、次回は再来週。
宿題は、補正がちゃんとできて、長襦袢の襟を決めること。
着物が綺麗にしわなく、裾すぼまりで裾線うつくしく着られること。
これは復習あるのみ、ですな~。
by caroline-h
| 2006-10-04 21:57
| お勉強