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娘が年長の時に描いてくれた私(本物より美人、ありがと☆)コーチ&子育て主婦の小さな思い。コメント・トラックバックは承認制です。リンクはご自由に。【コメント欄には"http"を記入できません】


by Caroline-h
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金魚の学校

明日、月曜の朝は、いつも早起きしなくちゃだから、子供と一緒に、
いったん布団に入ったのですが…

寝る直前に、残っていたブラックコーヒーを、ぐび、っと飲み干したせいか、
…1時間たっても、ぜんぜん眠れない(笑)

で、もうこうなったら、こんなこと(笑)してます。

今日は、久しぶりに、金魚の水槽の水換えをしました。



さて、金魚の場合、ザリちゃんの時とは違って、水換えの前には、
いろいろと準備がいります。

…思えばザリちゃん、すんごく、楽だったなぁ~…。

塩素入りの水でも、まあオッケーだったし。
いちおう、1日以上汲み置いて、塩素抜いてあげてたけどね。

夏場、もしかしてゆでて食べちゃうんじゃないか、っていう温度でも…いやそれはオーバーか、
とにかく水温なんて、ちょっとぐらい違ってても、ぜんぜんオッケー、だったし。
ひどい、と言えばひどい。動物虐待、と言えるかも知れない。
あの時は、とにかく塩素だけ抜けば大丈夫だったので、常時バケツに水を汲み置いて、
思い立った時にいつでも、ザバザバと、水換えしてたんですけどね…。

でも、金魚は、それじゃ、だめなんですよ。
水換え前後で、水温が同じじゃないと、体調を崩して病気になっちゃう。らしいです。
…風邪をひく、とか、下痢する、とか。
またぁ~(笑)って、笑い事じゃないんですよ。ほんとの話。
人間が、冷房や暖房の温度差で、体調を崩しちゃうのと、おんなじですね。
だから、文句言っちゃいけないんだけど…。
でも、温度計で、大体1~2度以内になるように、お湯を入れたり、水を入れたりして、
調節する。…これが、めんどくさい。
でも、水換えしないと、それはそれで病気になっちゃうから、やっぱり水換えするわけです。

で、今日は私が、お湯を入れたり、そのあとに塩素の中和剤や、バクテリアを、
分量を量って、入れたりしている間に。

…いつのまにか、子供たちが、「金魚の学校」なるものを、開校していました。

2人: きーん、ぎょーん、かーん、こーん…きーん、ぎょーん、かーん、こーん…
(注:これはチャイムの音です)

娘:  はい、それでは、1時間目をはじめます。
    1時間目は、金魚の種類についてです。
息子: 金魚の種類ですよ。注意して、よく聞いていて下さい。
娘:  金魚には、いろいろな種類があります。
    まず、和金。和金には、いろんな尾びれがあって、三つ尾や四つ尾、
    それからフナ尾があります。あなたたちは、フナ尾です。フナ尾は、早く泳げます。
息子:そうです。フナ尾といいます。しっかり、覚えてくださいね。
娘:  それから、朱文金、これは、…

…こんな感じなんだけど(笑)、彼女たちが話したことを、ここにそのまま書くことは
とてもできません。
だって、あまりに内容が詳しすぎて、私にはとうてい覚えられない(笑)

いったいどうやってるんだろう、と、ベランダから室内をのぞいてみたら、…なんと、
「金魚の飼い方・育て方」という、私が買ってきた本を、2人で水槽に向けて広げて見せて、
該当のページをいちいち、金魚ちゃんたちに見せて、講義していたのでした。
…しかも、かなり大真面目。うわわわわ(笑)

時々、息子が、「こら、ちゃんとしっかり聞きなさい!」なんて注意してるのが、
また死ぬほどおかしかったりして。

…3時間目あたりになると、講義も進んで、内容は「金魚の病気について」。

娘: 金魚は、いろいろな病気にかかります。あなたたちも、よく覚えていてください。
   そして、お友だちをよく見て、こういう様子の金魚を見かけたら、すぐに知らせてください。
息子:そうです、みんな、よく覚えてくださいね。
    病気の金魚を見つけたら、すぐに知らせてください。…

…ひー(笑)

我が家の金魚ちゃんたちが、まじめに勉強していたかどうかは、さだかではありません。
子供たちが、ずーっと、教科書?を、水槽に向けて、大きく広げていたので、
私からは、彼らの様子は、ぜんぜん見えませんでしたから…。

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こんな光景を見て思い出すのは、ザリちゃんの時のこと。

ザリちゃんの水換えをしようと、初めてベランダに水槽を出した時に、
やっぱり、子供たちが大喜びして、水槽を取り囲むようにしゃがみこんで…

「あのね、ザリちゃん。水槽の外にね、お庭っていうのがあるんだよ」
「大きな木が生えていて、たくさん葉っぱがついてるんだよ」
「そのずっと向こうには、たくさんの水が集まった、川っていうのもあるんだよ」
「そのもっともっと向こうには、もっとたくさんの水が集まって、海っていうのがあるんだよ」
「でもね、海の水は、しょっぱいんだよ」…

そのときの私には、不思議に思えるほど、子供たちは真剣に、ザリちゃんに、
水槽の外の世界について、教えてあげていたのでした。

きっと、ザリちゃんの小さな小さな頭では、いったいなんのことか、
全然わからなかっただろうに。
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それにしても、今日はやっぱり…汚かった…(笑)
フンやら、餌の崩れたかけらやら。
フンも、金魚たちの分だけじゃなくて、どうも、タンちゃん、ニンちゃん、そしてシンちゃんたちの
分まで、あったみたいで。…色と太さが、違うんだもん(笑)

初めて、汲み置きの水じゃなくて、水道水に塩素中和剤を入れたものを使ったので、
少し心配しましたが、…なんとか大丈夫そう。ほっ。

水槽の中の住人たちは、みんなそれぞれに少しずつ、大きくなってきています。
長生きしてね。
by Caroline-h | 2005-07-04 00:20 | 子ども