娘が年長の時に描いてくれた私(本物より美人、ありがと☆)コーチ&子育て主婦の小さな思い。コメント・トラックバックは承認制です。リンクはご自由に。【コメント欄には"http"を記入できません】


by Caroline-h
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親子で楽しむ歌舞伎教室 「新版歌祭文」一幕・野崎村

ついについに、歌舞伎を見に行ってきました!
子どもたちだけでなく、私にとっても、生まれて初めての「歌舞伎」。
詳細はこちらのページに。

場所は、国立劇場。
広々とした会場ロビーは、お弁当が堂々と食べられるような、テーブルと椅子がたくさん。
売店も充実してるし、レストランや喫茶室もたくさん。

…クラシックコンサートも、こういうホールでやってくれたらいいのになー。
レストラン探し回らなくてすむよねぇ。



今回も、例によって奮発して、イヤホンガイドを3人分お借り上げ。
…パパは、子どもの頃何度か見たことがあるから、いい、と言うのですよ。
いいなぁ、そういう風に言えるのって。
私はこの先ふたたび、歌舞伎を見ることなんてないかもしれないから、どこまでも手に入れられるときに、手に入れておくのだ。

開演前、なんとお引越し前の幼稚園で、娘と同じクラスだった女の子親子と、驚きの再会をしました。
なんとラッキーなこと!
…最初、名前が出てこなくて苦しんだ娘&私でした。ごめんなさーい。

いよいよ開演、となって、会場の席につくと。
…灯りのついてる提灯以外は、今度娘の発表会をやる地元のホールと、そっくりだ!(笑)

実は今度の発表会、もともと演劇や舞踊用のホールなので、回り舞台やせり・桟敷席があり、客席は横に広くて、奥まで声が届きやすい構造になっているのです。
実際、歌舞伎公演も行われているらしいのだから、そこでヴァイオリンの発表会をやることの方が珍しいとは思うのですが…「似ている」というだけで、なんだか親近感がわいて、うれしくなっちゃいます。

本編上演前には、中村松江の解説つき。
こちらは大人向けの「7月歌舞伎鑑賞教室」のページですが、内容的にはほぼ同じもののようです。
子どもにもわかりやすいように、歌舞伎に出てくる十二支を中心にしたものでした。

驚いたのは、舞台上で食べる「マグロの刺身」は、実は赤い羊羹(「歌舞伎で羊と言うと…」という苦しい説明)だ、ということ。
実際、知らずに食べさせてもらった子どもたちが、「なんか甘い…」ですって。

それから、舞台上で「ちょっと、ちょっとちょっと」「欧米か!」のギャグが、歌舞伎役者さんの張りのある声で聞けた!(笑)こと。

ねずみ役の方が、助走も何もなしで、座ってるような姿勢から、いきなり宙返りしたこと。
馬や牛の中に人が入っているとわかっても、なんだかとても素敵に見えたこと。

龍の音を表現するのに、やかましい台車のようなものを、雑巾がけのように手で押して、舞台をものすごいスピードで往来する人がいて、その足腰にびっくりしたこと。

足腰と言えば、定式幕(黒・萌黄・柿色)を持って走る黒衣(くろご)?の方も、最初はゆっくりゆっくり、なのに、最後はさささささささささー、と目にも留まらぬ、人間業とも思えぬ早回し風。
これにもびっくり。

本編では、痒いところに手の届く、イヤホンガイドが役に立ちました。
聞き取りにくいせりふも、分かりやすく現代語に要約したり、解説したり。
せりふが聞き取れるようになり、舞台の約束事が飲み込めるようになったら、確かに集中できない代物ではあるでしょうが、右も左もわからない、私のような初心者には、ぴったりです。

…クラシックの音楽会でこれをやったら、どうなるかしら?(笑)
たしか、N響の茂木さんが、そんなことを書いていらしたような気がしたけど。
歌舞伎教室のイヤホンガイドは、事前に決められた解説を、タイミングよく読み上げるものだったから、茂木さんが書いていらしたような、ハプニングがあったか、その日の調子はどうだったか、なんて内容は、全然なかったけど。
そういう怖い?内容抜きでも、あるいはもしかしたら、十分に面白くなるかもしれませんね。

…ここまで書いて気づいたけど、実際、子連れでコンサートに行くと、私はこれをやってました(ただし周囲には顰蹙を買う恐れあり・笑)。

歌舞伎特有の女形の方も、最初は「やっぱり、男の人だから、ごっついよねぇ」と思っていたのですが…こまやかな感情をこめた演技に、最後はそんなこと、どうでもよくなってきました。
実はもう、最後はお光さんがかわいそうで、泣けちゃって(笑)…そしたら子どもたち、「そう?ふーん」だって!
まあ、子どもだから、仕方ないわね。私は大人だからさ、わかるわけよ。<いばってます。

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突然ですが、最後に、私の大発見をば。
「8時だョ!全員集合」は、歌舞伎がルーツだ!!!!
…えー、素っ頓狂な話で、驚かれるかもしれませんが。
いや、実は当たり前のお話かも知れませんが…

・回り舞台(歌舞伎が世界で最初、発祥)
・それが回るときの音楽。(♪ちゃんちゃんちゃん、ちゃんちゃかちゃんちゃん、ちゃんちゃかちゃんちゃん、ちゃんちゃかちゃん…)
・舞台のセット(田舎の民家のセットを見たとき、どこかで見覚えがあると思ったんだ~!)
・念入りに考え抜かれた、客席のほうを向いてする演技。

…ね?ね?ね?

これを話したら、家族全員に「ちょっと、感動するところが違うよ…」とあきれられてしまいました。

ちなみにパパは、「やっぱり日本のオペラだな」
…私も最初は、そう思いましたよ。
でもね、やっぱり。
「ドリフ」のルーツである、という事実(?)の方が、私にとってはインパクト大!でありました。

…やっぱり、力説する自分が、いちばんおかしい。
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by caroline-h | 2007-07-18 00:55 | イベント