バリデーション考・「言うことを聞く」と「事実と認める」は違う!悩まないで。
2007年 01月 27日
最近のマダラン(朱文金・推定オス・好物は水槽内の藻)です。
結構、大きくなってきましたよ。
お願いだから、今の大きさの水槽で生きられる大きさでいてね。
子供の楽器と比較するもんじゃないけど(笑)、最初はそんなに大きくなるとは知らなかったからなぁ。
最近の朝は、NHK総合を、時計代わりにつけています。
24日の朝の番組「生活ほっとモーニング」は、「認知症のこころに触れる」という内容でした。
そこで知った「バリデーション」という言葉。
ちなみに公認日本バリデーション協会ホームページによると、バリデーションとは
実際に見た番組では、介護施設の職員が、
今までは…
困ったことを言う人を、なだめたり、時には嘘をついたりして、介護が円滑にいくよう対処していた。
バリデーションを使うと…
そういう人の言うことを、まずとことん聞いて、共感する。
視覚や聴覚が衰えている人も多いので、肌で触れ合って安心させる。
ということを、やっていた。
それでも事実と違うことを言い続けて、実際には存在しない状況を「ある」と言い、「それを変えて欲しい」と言ってきかない人に、どう対処するか?…悩む姿が写されていた。
「相手の言うことをきく」=「相手の言い分を事実と認めること」になってしまう。
「相手を1人の人間として尊重し、うそをつかない」という基本方針と、矛盾してしまう。
どうしたらいいんだ…?
ここで、声を大にして言いたい!
…全国のコーチの皆さん、ぜひご一緒に!
「相手の言うことを聞く」 と 「相手の言い分を事実と認める」は、
イコールじゃありませんっ!!
…ぜえぜえ。解説します。
相手が、「これはAだ」と言いました。
…現実には、これはAじゃなくて、Bだったとします。
このとき、「相手の言うことを聞く」にはどうするか?
簡単です。
文字通り、「相手の言うこと」 を 「聞けばいい」 のです。
つまり、
「相手の言うこと」=「これはAだ」
「聞く」=耳を傾けて、「相手の言うこと」=「相手の言っている事実」を、そのまま受け止める。
「相手が『これはAだ』と言っている」現実を、実際に起こったこととして、受け止めるのです。
「これはAだ」という言い分を、そのまま認める必要は、全然ないんですよ。
これは、実際に試してみれば、すぐわかります。
相手「これはAだ」
自分「これはAだと思ったんですね」
相手の方が、「これはA」だと思うのは、自由でしょう?
「これはAじゃないと思う」と言わなくてはならないのは、他に害が及ぶときです。
その時でも、いったん「Aだと思ったんですね」と受けとめることは必要です。
「相手の言うことを聞く」ことで、何が得られるのか?
ひっくり返せば、「自分の言い分を聞いてもらう」ことで、どんないいことがあるのか?
…「言うことを聞いてくれる相手がいる」だけで、どんなにうれしいか。
私は、数日前のブログに書きました。
何も賛成したり、反対してくれなくてもいいんです。
ただ、聞いてくれるだけでいいんです。
いったん聞いてくれたら、そのあと相手がどう思おうと、とにかく後の話。
極端に言えば「私には関係がない」のです。
最初はとにかく、私の言い分を聞いてほしいんです!
…わかっていただけましたか???
相手にとっての真実と、私にとっての真実は、たいてい違う。
だから、相手がAだと言っても、私にはBかもしれない。
このケースでは事実、そうなんですよね。
よく考えたら、よくあることじゃありません?
ですから…
介護施設のみなさ~ん!!!悩まないで!
応援してまーす!
がんばってくださいねっっっ!!!
p.s. 前回セッションで大幅にしゃべりまくって、「かなりたまってますねー。早く話し相手を探して、いろんな話したほうがいいですよ」って言われた(笑) ごめんなさいです>マイコーチ
結構、大きくなってきましたよ。
お願いだから、今の大きさの水槽で生きられる大きさでいてね。
子供の楽器と比較するもんじゃないけど(笑)、最初はそんなに大きくなるとは知らなかったからなぁ。
最近の朝は、NHK総合を、時計代わりにつけています。
24日の朝の番組「生活ほっとモーニング」は、「認知症のこころに触れる」という内容でした。
そこで知った「バリデーション」という言葉。
ちなみに公認日本バリデーション協会ホームページによると、バリデーションとは
認知症のある人に心から共感し、寄り添うことによってその人自身を理解し、介護者自身も豊かになるという超コミュニケーション法らしい。
実際に見た番組では、介護施設の職員が、
今までは…
困ったことを言う人を、なだめたり、時には嘘をついたりして、介護が円滑にいくよう対処していた。
バリデーションを使うと…
そういう人の言うことを、まずとことん聞いて、共感する。
視覚や聴覚が衰えている人も多いので、肌で触れ合って安心させる。
ということを、やっていた。
それでも事実と違うことを言い続けて、実際には存在しない状況を「ある」と言い、「それを変えて欲しい」と言ってきかない人に、どう対処するか?…悩む姿が写されていた。
「相手の言うことをきく」=「相手の言い分を事実と認めること」になってしまう。
「相手を1人の人間として尊重し、うそをつかない」という基本方針と、矛盾してしまう。
どうしたらいいんだ…?
ここで、声を大にして言いたい!
…全国のコーチの皆さん、ぜひご一緒に!
「相手の言うことを聞く」 と 「相手の言い分を事実と認める」は、
イコールじゃありませんっ!!
…ぜえぜえ。解説します。
相手が、「これはAだ」と言いました。
…現実には、これはAじゃなくて、Bだったとします。
このとき、「相手の言うことを聞く」にはどうするか?
簡単です。
文字通り、「相手の言うこと」 を 「聞けばいい」 のです。
つまり、
「相手の言うこと」=「これはAだ」
「聞く」=耳を傾けて、「相手の言うこと」=「相手の言っている事実」を、そのまま受け止める。
「相手が『これはAだ』と言っている」現実を、実際に起こったこととして、受け止めるのです。
「これはAだ」という言い分を、そのまま認める必要は、全然ないんですよ。
これは、実際に試してみれば、すぐわかります。
相手「これはAだ」
自分「これはAだと思ったんですね」
相手の方が、「これはA」だと思うのは、自由でしょう?
「これはAじゃないと思う」と言わなくてはならないのは、他に害が及ぶときです。
その時でも、いったん「Aだと思ったんですね」と受けとめることは必要です。
「相手の言うことを聞く」ことで、何が得られるのか?
ひっくり返せば、「自分の言い分を聞いてもらう」ことで、どんないいことがあるのか?
…「言うことを聞いてくれる相手がいる」だけで、どんなにうれしいか。
私は、数日前のブログに書きました。
何も賛成したり、反対してくれなくてもいいんです。
ただ、聞いてくれるだけでいいんです。
いったん聞いてくれたら、そのあと相手がどう思おうと、とにかく後の話。
極端に言えば「私には関係がない」のです。
最初はとにかく、私の言い分を聞いてほしいんです!
…わかっていただけましたか???
相手にとっての真実と、私にとっての真実は、たいてい違う。
だから、相手がAだと言っても、私にはBかもしれない。
このケースでは事実、そうなんですよね。
よく考えたら、よくあることじゃありません?
ですから…
介護施設のみなさ~ん!!!悩まないで!
応援してまーす!
がんばってくださいねっっっ!!!
p.s. 前回セッションで大幅にしゃべりまくって、「かなりたまってますねー。早く話し相手を探して、いろんな話したほうがいいですよ」って言われた(笑) ごめんなさいです>マイコーチ
by caroline-h
| 2007-01-27 01:11
| コーチング