娘が年長の時に描いてくれた私(本物より美人、ありがと☆)コーチ&子育て主婦の小さな思い。コメント・トラックバックは承認制です。リンクはご自由に。【コメント欄には"http"を記入できません】


by Caroline-h
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

授乳服と1軒の家が取り持つ縁

b0009665_22381051.jpg
昨日おじゃましてきた、Yさんのお宅「Soft & hairy house」。
子供たちは、テレビゲームを
しています。

天井は、布張り。
その上から、間接照明となった
柔らかい光が注いでいます。

この家はかつて、渡辺篤史の
「建もの探訪」(TV朝日)でも
紹介されたことがあります。



実はYさん、勇気ある、私のもっとも古いクライアントさんの、おひとりです。

最初の子供がまだおなかにいた頃、
情報を求めて、私はニフティの子育てフォーラムに。
そこで、授乳服や下着の情報交換を通じて、Yさんとのお付き合いが始まりました。

ところで授乳服とは、なんぞや?…という方に、少し、ご説明を。
胸の部分に、ぱっと見にはわからない穴やスリットが入っていて、
例えばレストランや電車の中、人ごみでも、素肌をさらすことなく、そのままの姿勢で、
さっと授乳ができるようにできている服のことです。

これ、楽チンなんですよ~。
Tシャツやブラウスのすそをまくって、いちいち首で押さえる、なんてことしなくていいんです。
すっと、開くんだから。
上から何かかぶせて、隠さなくていいんです。
ちゃんと、隠れるようにできてるから。
子供がぐずったら、さっと抱きかかえて、ちょっと胸に当てれば、
…すっと、静かになるんだから(笑)

これをご覧になった、男性陣の感想。
「ほんっとに、見えないんですねぇ~…」<何を期待しとるんじゃ(笑)

それに、肌寒い時期の夜中、おなかを出すことなく、胸の部分「だけ」をぱっと開いて
布団にくるまって、寝ながら授乳。…極楽極楽(笑)

こんなに便利な授乳服なのに、日本ではまだ専門のメーカーがなかったので、
専門メーカーの輸入品を試しては、使い勝手の情報交換をしたり、どこそこのデパートの
下着は使いやすい、などと情報交換していたんです。
とにかく供給の絶対量が少ないので、満足できるものを選ぶ、という、あたりまえのことが、
なかなかできません。

輸入モノは、サイズが大きすぎて、おなかの横がすーすーしたり。
1回洗うごとに、色がどんどんムラになってきたり。

国産モノは、なんだかファンシーなフリフリ系で、…太って見えるし(笑)
おしゃれなお出かけ気分とは程遠い、ホームウェア風のものが、ほとんど。
それにとにかく、授乳する時=子供が泣き叫んでる時なわけだから、
とにかく「片手でさっと」胸を出したいのに、ファスナーだの、ボタンだの、…
手間取るんですよね。あの、実際これ使ったこと、あるんですか?と言いたいぐらい。
たまにおしゃれな感じのものがあると、汗を吸わなかったり、洗濯に弱かったり。
しじゅう赤ちゃんを抱っこするんだから、服が赤ちゃんの顔にあたるわけで…
だから肌触りが悪いのは、問題外。
うちは、アトピーだったから、綿じゃなくちゃ、って言われてたし。
それに忙しいんだから、ざばざば洗って、さっと干せないとねー…。

で、ある日。
「実は、満足できる授乳服がないから、いっそ自分で作っちゃおうかと思ってるんです」という
Yさんの書き込みがありました。
…すごいなぁ。自分で作っちゃうなんて。
「そうですか。がんばってくださいね。応援しています」

その頃はまだ、ハンドルネームだけのお付き合い、だったはずなのですが、
そういうやり取りの中で、信頼関係ができて、たぶんメールで本名を交換していたのだと
思います。

数年後。
社宅を出なくてはならない時期が迫り、一軒家だったら、どんな家がいいだろう、と思い、
1冊の本を買いました。

今入手できるのは、「渡辺篤史のこんな家を建てたい」。あら、文庫本になってますね。

この本の中で、私が断然気に入ったのが、
題して、「ダリの言葉から生まれた柔らかく毛深い家」。

全体が曲線でできていて、薄いベージュの滑らかな外壁の中に、
曲線的なワンルーム風の部屋が続き、段差がらせんのようになっていて、
中庭があり、そこから階段を上って家の屋上に出ると、草木が植わっていて、
…それが、「Hairy:毛が生えてる」ということになるんでしょう。

大好きなこの家のページを、穴が開くほど何度も見つめているうちに、
奇妙なことに気づきました。

…あれ?この名前、もしかして…?

早速、Yさんにメールしました。
「このお宅、もしかして、あなたのおうちじゃありませんか?」

…大当たり!!!
なんと、旧知のYさんのご自宅だったのです。
大好きなあのおうちの持ち主が、Yさんだったのか~!!!!うれし~い!!!!
「ぜひ、いらしてくださいね」
やさしいお言葉に、「よし、絶対、行ってやる!」(笑)
これをきっかけに、住所を交換し、年賀状のやり取りが始まりました。

…月日は、流れ流れて。

コーチングの勉強を始めた年に書いた年賀状の「コーチングの勉強を始めました」に、
Yさんが「コーチングに興味あります。お話を聞かせてください」とお返事をくださったことから、
Yさんへのコーチングが始まりました。
すでに、授乳服生産販売の会社を立ち上げていたYさんは、それからずーっと今まで、
経営者として、コーチを受けてくださっています。

で、昨日は、その会社についてのワークショップを開くにあたり、昔からこの会社のことを
よく知っている人、ということで、私にもお声をかけていただきました。
毎週毎週、この会社のことばっかり、伺っているんだもの。
よ~く知っていますよ。心から応援したい、って思っていますし。

本当に、「念願のつくば行き」でした。

実は、ワークショップはここじゃなくて、この町の集会所でやる、って伺った時には、
「え~っ…がっくし」(笑)という気分だったのですが、
「子連れで来るなら、お子さんはうちで遊ばせておけばいいよ、お姉ちゃんたちがいるから」
と言ってくださったので、
「…やった~っ!らっきー!!やっと、実物が見に行けるよーっ♪♪♪」

つくばエクスプレスのおかげか、うちからだと1時間半ちょっと、2時間足らずで行けます。
これなら、また伺えるかも♪

…いえ、ほんとに、お世話になりました。
ワークショップ終了後、このお宅に子供たちをピックアップに立ち寄ったのに、
「なぞの風船」を膨らませるのを手伝わされて(サックス吹きでしたから、悲しいかな
膨らませるのは得意)、それに手間取り、帰るタイミングを失い。

…気づいたら、結構な中華料理屋さんで、おいしい夕食をご一緒させていただき、
親子ともに楽しい思い出いっぱいで、帰途に着きました。
そうそう、もちろん、お食事中も、授乳服は大活躍してましたよ。

家に着いたの、11時過ぎ。

…いいんです。後悔してないわ(笑)
でも、Yさんが後悔してないことを、ひたすら祈ってます。
ほんとうに、ありがとう。
またの機会を楽しみにしています。

soft and hairy house(設計者のページ)。
中ほどに、この家の写真と説明(英文)が出ています。
ほかにこんな写真も。丸くて青いのは、バスルーム。
お風呂の中は、こんな感じ
いいなあ、と言ったら「入ってく?」…さすがに今回は(笑)ご遠慮させていただきました。

Yさんの会社は、Mo-Houseというブランドの授乳服の生産販売をしています。
ホームページは、こちら。楽天の方のお店は、こちら
よろしかったら、皆さんもどうぞ。
[PR]
by Caroline-h | 2005-08-27 22:38 | お出かけ