娘が年長の時に描いてくれた私(本物より美人、ありがと☆)コーチ&子育て主婦の小さな思い。コメント・トラックバックは承認制です。リンクはご自由に。【コメント欄には"http"を記入できません】


by Caroline-h
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出会いの数だけ…

思えば昨年秋から、我が家にいろんな生き物がやってきて、そのうちいくつかは
あっという間に去っていきました。
ほんとに短い寿命だったけど、そんなら飼わなきゃ良かった、とは思わない。
むしろ、短い間だったけど、私にとっては2つとない出会いで、本当に感謝している。



実は今日、夫の上司が亡くなりました。

私は、上の娘の出産直前に、この方に雇われて、数カ月、バイトした事がありました。
なんだかいつも、台風の目のように忙しそうで、汗をかいてて、声がでっかい。
しかも休日に、うちへ仕事の電話をばんばん掛けてくる人だったので(笑)
「…もう、また?…ホントに仕事ができる人は、お休みもしっかり遊ぶんだよ」
などと、皮肉の1つも言いたくなる。そういう人でした。

その方が数年前、胃ガンらしい、と言われて手術し、またすぐに仕事に復帰しました。
…その後、胃袋切ったせいか、それまでしょちゅう行ってた焼肉屋に行かなくなった、
と聞きました。
しかし仕事では、相変わらず台風の目のようで(笑)

それが今年また、再発したらしい、と入院し、何度か入退院しながら治療を受け、
それでもまだお元気そうだ、と聞いていました。
…家にも仕事の電話、相変わらずかかって来てたしねぇ…(笑)

ところが、先日の運動会の最中に、夫の携帯にまた電話がかかってきて、
「…もう仕事に戻れそうもないから、明日家に来てくれ。引き継ぎの話をしたい」
と言うのです。
「もう、なんで土曜日に電話して来て、いきなり『明日、家に来い』なの?
いつものことだけど、いくらなんでも失礼じゃないの!」
…私はいつものように、腹をたてて、こんなことを言いました。
運動会の最中だったから、余計にそう思ったのかも知れません。

夫は翌日、お宅に伺って来ました。
たしかにご自宅にはいらしたけど、治療の副作用か、ものもらいにかかったら
それがひどく腫れてしまって、かなりしんどそうだ、もう復帰はないかもしれない、と
夫はかなり落ち込んで帰って来ました。
私はまた、「仕事の引き継ぎだったら、とっくの昔、元気なうちにやっとくべき
だったわよ。いつもたくさん仕事を抱えて、どこにいるのか全然捕まらないんじゃ、
みんな迷惑してたでしょうに」
…と、憎まれ口をたたいていました。

夫から、会った時の様子を聞いてみましたが、私は以前、癌で上司を失っているので、
彼女の時にくらべると、この方にはまだ、時間や望みが残されているような気が
していました。
とにかくまだ、自分で出歩いている訳ですから。

ところが昨日、ウィンドウズマシンが壊れた!と夫の携帯に連絡したら、
「今朝、上司が、病院のトイレに歩いていったら、そこで転倒して、脳内出血を
起こしたらしい。治療の副作用で血が固まらないから、手術も治療もできなくて、
今晩もつか分からないと言うんだ。万が一の連絡は、僕の携帯に来る事になっている」
…呆然。そんなことって、あるんでしょうか…。

夕べ帰宅しても落ち着かない様子で、電話がくると飛び上がってる夫。
見兼ねて今朝、「心配なら、病院に行けば?」と送りだしました。

昼過ぎ、まだしばらく大丈夫そうだ、と帰宅したので、御飯を食べ、
彼はパソコンを開いて、仕事にかかろうとした時、…携帯が、鳴りました。
10分程前に、亡くなった、という、奥様からの電話でした。

…出会いの数だけ別れがあって、どんな人とも必ず、どちらかの死で別れるのだ、
という、当たり前の事実を、当たり前のこととして、平常心で受け入れられる日は、
いつ来るのでしょうか…。

人は死ぬ、自分も死ぬ、ごく当たり前のこと。

実は最近、朝、子供達を送りだす時に、しっかり姿を見て声をかけるように
しています。…後悔のないように。
私も、スクーター通勤してることだしね…(笑)

さて、明日はちゃんと、働こう。
また来週は、新しい日々です。
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by Caroline-h | 2005-06-12 01:14 | つれづれ・ハプニング